ソシオエステティックとは・・・
病院、福祉施設、高齢者介護施設、刑務所等で、病人や高齢者、障害者などに対して社会的、人道的なエステティックを
行うのが「ソシオエステティック」で、その専門の技術と知識を習得したエステティシャンは「ソシオエステティシャン」と呼ばれている。
エステティックの本場であるフランスで発祥したソシオエステティックは、国家資格を持ったエステティシャンが1970年代ごろから
ボランティアとして始めたもので、2000年には、ソシオエステティックを広めるための団体がフランス国家から公式な認可を得ている。
フランスには、ソシオエステティシャンを養成する国立の学校や公立・私立等の養成施設が各地にあり、ソシオエステティシャンの
団体も組織されている。また、その団体の連盟もあり、ソシオエステティックの普及と向上に励んでいる。
ソシオエスティシャンは、
医療チームなどと組んで治療やケアを有償で行っており、けしてボランティアばかりではない。現在、フランスにおいて
ソシオエステティシャンが一番活躍しているのは高齢者介護の分野で、医師、看護師、臨床心理士などと連携し、エステティック施術を実施している。アルツハイマーの患者さんにもエステティックが有効に機能しているという。病院においては、手術した人の痛みの
緩和や傷口のケア、がん患者に対する心や肌のケアなどを行っており、ソシオエステティシャンの活躍の場が広がっている。
少子高齢化が進む日本でも、高齢者介護のためのソシオエステティックをはじめ、病院、福祉施設、刑務所などにおける
ソシオエステティックが広く求められるところだが、ソシオエステティシャン養成のための指導者の不足、社会的認知度の低さ、
法的諸問題などがあり、その普及には乗り越えなければならないハードルが多い。
【デュベロッカ先生】
前フランスソシオエステティシャン連盟会長、アキテーヌ地方ソシオエステティ
シャン協会会長、
パリ・ビューティアカデミー学校
ソシオエステティック講師、ポー学校講師、
精神病院ソシオエステティック看護師、(高齢者、受刑者、ホームレス薬物中毒者、
視覚障害者)の活動担当
【コノルゲス先生】
ソシオエステシャン、ガン病院等でソシオエステシャンを担当、学校にてソシオ
エステティック講師
ソシオエステティック講習
平成26年8月27日(水)~30日(土)4日間
フランスより講師(デュベロッカ先生、コノルゲス先生)をお招きし、
日本で初めての
ソシオエステティック講習会を開催致しました。
全国より定員オーバーするほどの多数のご参加をいただきまして
誠にありがとうございました。
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